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ICT活用実践研究「教師塾」in沖縄(12/8)

 先日、冬の沖縄で今年度4回目、沖縄では昨年に引き続き二度目のICT活用実践研究「教師塾」が行われた。教師塾はタイトルのように、ICTを活用した実践研究に関する教師のための力量アップをはかるワークショップ型の研修会だ。

 教師塾の特徴は、ICT活用を視点にしながら徹底した授業研究を行うことだ。実践発表&講師の辛口コメントとグループ別のワークショップを繰り返す。ひごろなんとなくアバウトなケタで授業を考えていることをふりかえり、カイゼンの具体を話し合うことがミソだ。実践発表やワークショップでのグループ発表で、講師からのつっこみを聞きながら、何がぼんやりしているのか、何がぶれているのかを明らかにしていく。これがあっての教師塾であり、ワークショップ型の研修だ。

 さて、今回の教師塾in沖縄。今年は、第13回沖縄県マルチメディア教育実践研究大会を兼ねての開催。松下教育研究財団の共催とともに、沖縄県教育委員会、宜野湾市教育委員会の後援だ。テーマは「ICT活用の授業のツボはここにある!」。中川塾からの講師陣に加え、地元から志堅原西原小学校教頭もこの教師塾のきつ〜い講師陣に加わってくれた。沖縄県内からの参加者がとても多く、会場はようやく動けるほどの状態だった。しかし、参加者の授業づくりに対する意識はとても高く、授業についての議論ができた。今回は「相手意識」「ねりあげ」「動機」「ゴール」「切実感」「しぼる」「比較」などが話題の中心に。あくまでもICTありきではないことを、具体的な提案を通して、何度も確認していった。
最後に、講師陣のパネルで論点の整理と総括を行った。
 夜の懇親会は、三次会まで大盛り上がり。沖縄の方々のノリの良さに脱帽だった。
宮城会長、甲斐事務局長はじめ、準備にあたった地元実行委員のメンバー、協賛いただいた12社の企業の方々、共催の松下教育研究財団、そして厳しくも暖かいコメントを繰り出してくれた講師陣に心から感謝したい。

 でも、今度沖縄に戻って来る時はもっとゆっくりしたいなぁ。。
okinawa.jpg

コメント (2)

宮城卓司:

中川先生、先日の教師塾in沖縄では大変お世話になりました。
今年も70名近くの方が参加され、とても熱い会になりましたね。ジェットコースターのようなワークショップで、時間がたつのも忘れるほどでした。
今回、地元から参加された先生が、会の終了後「早く学校へ戻って授業がしたい!」と話されていました。こうした感想が出ることが、この会の準備をさせていたいただいた方としては一番うれしいことです。
来年の西表大会?でも、またよろしくお願いします。

中川一史先生
甲斐@沖縄です。
先日の教師塾in沖縄では本当にお世話になりました。
暑い沖縄で熱い熱い会になったこと,参加者からの好評,事務局として本当にうれしく思います。
マルチ研の県大会としても大成功だったと思います。

しかし…三次会の写真までとられていたんですね(^_^;)
誰か寝ていますが(笑)

次回沖縄にいらっしゃる際にはもっとゆっくりしてください。お待ちしています。
次は朝まで付き合います(笑)
今後ともよろしくお願いします。

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2007年12月19日 12:51に投稿されたエントリーのページです。

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