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2005年03月 アーカイブ

2005年03月17日

第三十一話:続・この2週間

またまた「ひとりごと」が滞ってしまった。

この2週間をふりかえる。



高等学校19年度版教科「情報」教科書最終検討会。

鳥取県三朝西小学校校内研。田中さんがとても頑張っているので、校内の雰囲気もとても良い。これまでの蓄積を感じる。完田さんの授業もいろいろと検討する観点を提供してくれた(写真4)。研究自体はまだまだ焦点化されていない点を指摘した。それも田中さんがリーダーだからこそ要求するレベルも高い。必ずここからいいものに向かうと思う。夜は県内からPICTのメンバーが集まってくれ総勢15名の飲み会に。平日の夜なのにこんな盛大な会になり感謝。夏のD-pro
in 鳥取の話も具体的になってくる。D-proは夏に宮城、鳥取とたてつづけに地方大会を行う。それぞれ工夫された会になりそう。楽しみだ。

CEC成果報告会。今回は学校企画のポスターセッションは事務局にまかせ、分科会のコーディネーター。北陸三県石川県教育工学研究会。座長とパネラー。内留の長井さん、飯田さん、西さんが発表。この内留3人は本当によくがんばった。方々でたくさんのプレゼンもこなしてきた。

つくば市、牛久市合同の情報担当研修会。毛利さんががんばっている。ようやく約束が果たせた。

実践センターセミナー(学情研共催)。テーマは「再検討:校内研究」、講師は木原さん(写真2)。学校研究の意義や実際をとてもわかりやすく整理してくれる。さすがに語り口が鮮やかだ。平日の夜なので口コミのみの会にしたが、大入り満員だった。その後木原さんを囲んで授業力向上ゼミのメンバーと一献。8月末の大きな情報教育研究会に再度来てもらうことに。石川県文化情報フォーラム委員会資料説明を受け、意見を述べる。NHK電話取材。中川参事官とメールで打ち合わせ。

野々市町立御園小海道級授業参観(写真1)。春にも参観に行ったが、確実に子どもたちが育っている。海道さんが学級経営を地道にしっかりとやっていることがよくわかった。金沢市立大野町小学校校内研究今年度の総括と来年度に向けての相談対応。

学研NEW編集部。次号特種記事インタビュー、新連載企画や特集の打ち合わせなど。日本教育新聞の特別企画で蔭山さん@土堂小と対談(写真3)。前日は夜9時ごろ到着にもかかわらず蔭山さんが合流してくれる。一献。メディアには出ない裏話もたくさん聞けておおいに盛り上がる。次の日はモジュール学習参観後に対談。対談でモジュール学習と機能的学力の関係までふみこめなかったのは残念。しかし蔭山さんの熱い思いに敬意を表したい。終了後、日本教育新聞のインタビュー対応。尾道散策の野望(?)はかなわず。でも尾道ラーメン。

松下教育研究財団、エプソン、科学技術振興機構、光村図書打ち合わせ。

この2週間は、プロジェクトの継続(発展)やまだ言えない新プロジェクトのたちあげが次々と決まる。人選にあけくれている。目鼻がつくまで一人で決めなければ先に進まない。孤独な作業だ。

中川塾2期生もほぼ決定する。ぐっと平均年齢が下がる。1期生も皆力を貸してくれることになった。強力なメンバーだ。すでに5月の合宿の準備が進んでいる。

その他、論文打ち合わせ、秋の学会打ち合わせ、大学の仕事(後期入試監督官、教授会、研究科委員会、シラバス提出、合否判定、センター打ち合わせ、学科会議など)。そして19日のD-protop会議、20日のD-pro公開研究会に向けて、多くのことへの指示メール。




2005年03月24日

第三十二話:D-projectが大事にしてきたもの

D-project(デジタル表現研究会)の春の公開研究会が終了した。当日は総勢250名以上を集め、朝9:30より18:00まで「高速道路に乗ったような感じ(参加された速水道弘さん@鳥取県:談)」の怒濤の8時間半の研究会だった。



おおまかな流れは以下のように進んだ。(同時進行がたくさんあった)

・対談:会長、事務局長が語るD-projectがめざすもの

・パネルディスカッション:D-projectプロジェクトのすべて

・プロジェクト別分科会:

・プレゼン公開リハーサル:

 →今回は子どもたちによるプレゼンテーションの場面がいくつかあった。小学生が高校生からプレゼンの極意を学んだのもD-proならでは、か。

・動画ワークショップ:

 →中高の教師用と小学校の教師用のワークショップがそれぞれ行われる。

・情報交換会:

 →3年目にしてはじめての試み。参加者や協賛企業が資料をもちよって名刺がわりに交換した。また、ゲリラプレゼンも行った。

・ユニバーサルデザインコンテスト:

 →参加校の子どもたちによる自分やクラスで考えたユニバーサル製品のプレゼンコンペ。参加した子どもたち同士の意見交換も行われた。

・ポスターセッション:

 →24組のさまざまな実践発表。見た人すべてがすぐに発表者に感想を返すのもD-pro式。

その後、約120名による懇親会。プレゼント抽選会で盛り上がった。



今回のテーマは、「デジタル表現と子どもの学び、そして教師の確かな手だて」だ。D-projectは発足して丸3年がたった。いろいろなプロジェクトや実践をここまで残してきているが、ともすると、その実践のアイディアや活動だけが目立ってしまい、「リーフレットをこのソフトで作ればいいんだね?」という話にすりかわってしまう。もちろんそれだけD-projectそのものが広く認知されてきたということなのだが、上記だけが伝わっていくのは本意ではない。

「何をやったか(学習内容としてのデジタル表現活動)」だけでなく、それとともに、「題材にどう迫らせようとしているのか」「授業としての意図(ねらい)は何なのか」「教師の手だてや学習環境としての工夫は何なのか」がきちんと語られることが重要だと思っている。それらを明確にしようとしていると、当然、ここでどのような力が子どもたちにつくのか、それは教科(総合)の中にどのように位置づけられているのか、を論じることになり、結局デジタル表現の活動ありきではなく、授業デザインそのものについて深く考えていくことに落ち着く。つまり、デジタル表現の学習活動を通して、授業づくりそのものを追究していきたいのだ。



今後もそのようなことを大事にながら、4年目に突入したい。

D-proは今年度さらに発展し続ける。

以下のように、夏の地方公開研究会開催も決定している。

2005年7月30日 D-project in 鳥取

2005年8月6日〜7日 D-project in 宮城

それぞれのサイトでアップされたらまたアナウンスする。



今回の模様は、毎日新聞サイトでもニュースになっている。実にくわしく記事にしてくれている。




2005年03月31日

第三十三話:ありがとう卒業生

今年度が終わる。この時期は別れの時期でもある。

今回、中川研究室は大学院生2人、4年生2人、内留生3人の「卒業生」を出した。



まずは、小林。

学部そして大学院とはじめから担当したという意味ではまさに第1号になる。自分たちで考え動く中川研究室の骨格は小林が作ってきたといっても過言ではないだろう。今後自身の実践を通して、これまで文章にまとおめてきたものをもう一度問い直してもらいたいと思う。



ちのちゃん。

小林とのツイントップはこの中川研究室には欠かせなかった。突っ走る小林としっかり者のちのちゃん。特に、研究室メンバーの思いをさりげなく受けとめ、サポートをしていた功績は大きい。気配りが効いている面とあのぼんやり雰囲気(ほめ言葉だってば)を今後も大事にしてほしい。



山根。

一番、内留の先生達に近かった学生は山根なのではないだろうか。どんな年代の人間ともすぐにうちとけることができるのは才能としか言いようがない。でも、これから現場ではとても必要なことだ。校内の教師集団の潤滑油になってほしい。鳥取には2つの学校に定期的に入っているので、今年も良く行くことになる。山根の授業も見てみたい。



みっき〜。

みっき〜がこんなに動画編集などにハマるとは3年生の時は思ってもみなかった。今後はこれだけのスキルを誰が受け継ぐのだろう?

みっき〜はよく気がつく。企業の方が打ち合わせに来るといつのまにかコーヒーが出てくる。この気配りを誰が受け継ぐのだろう?



飯田さん。

内留の1年間は、そのままD-proワークショップメイン講師の1年間だった。しかし、国語と動画制作を融合し、見事に方向を作り出してくれた。4月からもメインメンバーの一人として活躍してほしい。



西さん。

西さんほど、自分がかかえる教育課題に正面から立ち向かっている中学教師もいない。いつまでも何事も自分の血や肉にしようとするその姿勢をぜひともかかわる中学生は学んでほしいと思う。



長井さん。

総合と地域の活力を取り上げた研究テーマの意味は大きい。いろいろと注文をつけたが、総合のダイナミックさを活かしつつ自身の実践をさらに磨き、極めてほしい。



卒業ではないが、田口も研究テーマがだいぶクリアになってきた。この2年間でバージョンアップしていこう。ささじ〜、学校と研究の両立、やれるところまで突っ走ろう。



最後になったが、ここで培ったヒューマンネットワークをこれからも頼り、時には返し、大事にしていってほしい。

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