第二話：海外出張に出るということ (ひとりごと)

第二話：海外出張に出るということ

現在、ED-MEDIA2004という国際学会の発表でスイスに来ている。
今回は、東北学院大の稲垣とうちのM2の小林との共同発表だ。
内容は携帯電話の活用に関する子どもたちの受容意識の分析だ。
スイスと言っても、ミラノから電車で１時間のルガーノというリゾート地だ。
メニューもテレビもみんなイタリア語。食事に必要な品目のスペルだけようやくわかる程度だ。
そういえば、さっきテレビをみていたら、サントリーの「燃焼系」のCMをイタリア語でやっていた。なんとも変な感じ。
ホテルのまわりは総菜屋さんや果物屋さん、ホテルや高級ブティックが混在していて、何度歩いても飽きない。
さて、今回の目的はもちろん学会発表と参加だ。自分の研究テーマに関係ある内容も探したいと思っている。
しかし、海外出張には他の目的もあり、そちらの方が大きい。
それは、「誰にも邪魔されずにじっくりと仕事ができる時間を確保する」ということだ。日本にいると、どうしてもこれはかなわない。「１週間、私は山にこもります」というわけにもいかないからね。そんな中、海外出張は学会参加の時間をさしひいても、たまった原稿をたくさん書け（今回は書きかけを８本持ってくるはめに）、数多く抱えているプロジェクトや協同研究の構想の練り直しや進み具合の確認をじっくり行える。ちなみに、 D-proの現在の形（フェーズ２）を構想したのもニュージーランドの学会の時だ。さすがにメールは毎日３００通くらい来るので、どこにいても読んで出していかないととんでもないことになるので仕方がないが。
ということで、年に２回は海外出張が必要だ。

いや、学会発表だってば。

日時: 2004年06月24日 07:09 | パーマリンク

コメント (9)

よねだ　K:

写真は　Lugano ですか？　いい町並みですね！！
稲垣さんにも　よろしくお伝えください。
原稿はかどりますよう！！

投稿者: よねだ　K | 2004年06月24日 10:07

日時: 2004年06月24日 10:07

つじ@金沢:

スイスの目的は学会発表だったんですね(謎)　自分もその近くまでなら、行ったことがあります。すてきなところですね。　ただ、Ｍ２のこばくんは共同研究者なのに、財政難で今回は留守番だとか･･･角間にいたのでびっくりしました。

投稿者: つじ@金沢 | 2004年06月24日 12:05

日時: 2004年06月24日 12:05

けんたろー:

いやー，インターネットって凶器ですね(^^;)。海外にいても逃げられない中川塾長様。
>「誰にも邪魔されずにじっくりと仕事ができる時間を確保する」ちゃんと目的達成されてますか？

投稿者: けんたろー | 2004年06月24日 13:52

日時: 2004年06月24日 13:52

たくみ＠宮崎:

　Blog開設おめでとうございます。
　「燃焼系」のCMに食いつきますが，それって画像は日本のまま歌がイタリア語ってことですよね。「こんな運動しなくても～」とイタリア語でやってるんでしょうね。
　シンプルかつインパクトある映像で商品のウリを伝えれば国は関係ないんですね。

　日本のアニメも世界中で愛されてると言うし･･･。

投稿者: たくみ＠宮崎 | 2004年06月24日 13:58

日時: 2004年06月24日 13:58

林:

スイスですか。いいですねえ。梅雨はないんでしょうね。原稿もはかどるはずです。富山はじっとりした暑さでしたが、今日、アユの投網とテンカラが解禁でした。

投稿者: 林 | 2004年06月24日 19:00

日時: 2004年06月24日 19:00

こうちゃん号:

こんな書き込み許されるのかな・・。削除しようかな・・。私の妻はスイス旅行のローンを持参してとついできました・・・こんな素敵なところ誰といったんだー！２０年ぶりに腹が立ってきました。

投稿者: こうちゃん号 | 2004年06月24日 21:57

日時: 2004年06月24日 21:57

木島＠NEW:

「ひとりごと」を開始していただいたおかげで、中川先生が今どこにいらっしゃり、何に「追われて」いらっしゃるのかがわかってとてもありがたいです。　例：「どうして校正（もしくは原稿）まだなんだろう…？…あ、そうか、今講演会中なんだ…」とか！