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第十六話:2005年の会ファイナル終了

金曜日は、朝からエプソンカラーイメージングコンテスト審査(500点もの審査を一人で終える。さすがに終わったときは目がチカチカした。でも昨年より教師のかかわりのうまさを作品から感じることができた)、午後から神奈川県座間市の情報モラルの研修会講師。夜は原稿書き2本。

体調下降気味のまま2005年の会に突入した。

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この土日は、第5回2005年の教室を考える会だった。200名が参加。今回も参加者の意識の高さを感じた。

これまで第0回大会から6回続いた「2005年の教室を考える会」は今回の2日間をもって終了した。10月はじめに、正式に終了することを4人で話し合って決める。

まもなく2005年を迎える。会の名前もそうだが、この会の果たしてきた役割は大きいが、同時に当初のねらいはおおむね達成されたのではないかと思う。他にもプロジェクトをたくさんかかえているが、いつも感じるのは「引き際が大切だ」ということ。今なら、参加者の次への動きへのきっかけや後押しになる。

なんといっても、多くの人がここで出会い、高い問題意識をもった者同士が化学反応を起こし、さまざまなヒューマンネットワークが構築された。

この会を通じていつも私が願ってきたのは、自らの思いを語り、さまざまな立場の人の思いを知り、共感しながら、元気と勇気をもらって日ごろの実践活動、営業活動に活かすことだ。何より、本当に自分がやれることをやりきっているのか、問い直してほしいと思ってきた。そして「バランス感覚」と「ビジョン」をもってほしいということだ。年に一度か二度、自分をみつめなおす節目と出会いの場になればと思ってきた。

しかし、これは参加者が決めることだろう。



最後になったが、いっしょにこの会を企画、運営してきた堀田さん、大笹さん、狩野さんに心から感謝したい。自分だけでできることは限られていることも、4人で知恵を出しながらやってきたからこその今日があると思う。

また、両方の学生にも感謝している。学生の動きあってのこの会の成功がある。

そして、社長はじめバディの方々にも本当に感謝したい。終了後、バディの社員の方のランチタイムでお礼を言わせてもらったが、社内でそれぞれの専門の仕事をもちながら、実にたくさんの方が誠意をもってバックアップしてくださった。思いを1つにして関わってくださったことに一番感激した。

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終了後、中川塾の児玉師範、佐藤師範、辻さん、中川(妹)さん、田中さんが残ってくれ、新規開発商品に関する意見をくれた。疲れている中での検討会参加に感謝。




コメント (11)

塾長,ファイナルお疲れ様でした。MLからもたくさんの感想が聞けて何よりです。早くも次の企画名もちらほら・・・。

2日間お疲れ様でした&ありがとうございました。
みなさんから頂いたパワーを「自分が」どうするかに昇華させていきたいと思います。
まず今日は、校内のデジカメをより使いやすくなるよう保管の仕方を変更します。

中川妹@広島:

素敵な会をありがとうございました。(写真の中に3人も私が)
第4回に初参加したのですが、そのときに「おお、妹よ。」と呼んでくださったおかげで、今の自分があります。今回も、「本当の妹なのですか?」「あなたが中川妹だったのですか」などとたくさん声をかけてもらうことができました。あらためて感謝いたします。
「ファイナル」から、引き際の大切さも学びました。本当にお疲れさまでした。

こばやし:

おつかれさまでした。今回は手伝い+参加もできてWSたのしかったなぁ。この会の歴史はそのまま、教育の情報化や情報教育の歴史ですね。体調を整えて下さい。今年はまだ倒れていないということは、そろそろきますよ。

二日間,本当に気持ちの良い会でした。今年が一回目という初参加者が多くなった(つまり,この会が浸透してきた)時に,バッサリ終わってしまいました。引き際の美学としては最高ですよね。
地域や学校で浮いてしまうほどのオタクではないのですが,この会に参加すると,昔から知っている友人のように話すことができました。
本当にありがとうございました。そして,お疲れ様でした。
今日から早速第一歩を踏み出しました。
手取り足取りの教え方を,傍についていて実行するところを見守る方法に変えました。(とりあえず,始めの一歩です。)
さあ!D-Proの二つのプロジェクトもがんばるぞ!!!!

ありた:

二日間、本当に楽しかったです。生きていく勇気、一歩踏み出す勇気、そしてたくさんのアドバイス。。。たくさんのお土産を頂きました。人とのつながりで生かしてもらっているなあと思います。
年々変化する周囲の状況を見極めながら一歩を踏み出すぞ!!

ひらい@おかやま:

2005年が終わると聞いたとき,大ショックでした。昨年中川先生が,「2005年の教室を考える会というのがあるよ。」と紹介してくだり,6人で参加したのが,全国の先生方,企業のみなさんとの出会いのスタートでした。すばらしい会を作ってくださった中川先生をはじめスタッフの皆様に感謝です。

のぶ:

今回の会が最終回ということで、去年以上のすばらしい会にしたい!という思いをもち、準備をしてきました。。。今みなさんからのMLを読ませていただいて、一人一人がものすごく熱い思いをもち取り組んでいた姿をみさせてもらい、本当にみんなで一丸となって創り上げてきたこの「2005年の教室を考える会」に感動しています。研究室の方々のご協力も本当に感謝しています。これから新たな・・次の計画!!?が始まると思うと・・ワクワクします(^^*)

福ちゃん:

2回目の参加でしたが、昨年度とは違い充実した会となりました。北海道からの参加が増え、これから・・、というときの終了宣言。今回つながった方達との関係を大切にして、輪を広げていきたいです。すばらしい会をありがとうございました。

ちの@m2:

今回はWSに参加させていただいたことが大きかったです。学生の立場+企業の立場で「何ができそうか」を考えました。やってみてわかったことですが、このジェットコースタースケジュール、かなりしんどいですね。でも楽しかった。まさに「楽しんどい」でした!同じグループの方とは、学生ながらも色々と意見を交わさせていただきました。
先生、よい機会をありがとうございました。

かのん:

今頃の書き込みになってしまいましたが・・・。
「2005年の教室を考える会」のMLも終わりました。この3年間、自分にとってもいろんなことがあったなぁと思っています。
   たくさんの人との出会い、共通の想い、そして分けていただいた
   数々のパワー☆
少しずつ、自分も成長していきながら、たくさんの方々に支持していただける会になったことが、とてもうれしいです。
力をたくさんくださった中川先生にも、とても感謝しています。研究室のみなさんにも!ほんとうに、ありがとうございました。
それから・・・これからも、よろしくお願いいたします。

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2004年10月24日 23:48に投稿されたエントリーのページです。

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