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第三十五話:教師のIT活用レベル

先週も過密な1週間だった。

国語と情報教育プロジェクト打ち合わせ。今年度はデジタル教科書を研究する。デジタル教科書解説書打ち合わせ。ちのちゃんも元気そうだった。学研NEW新連載インタビュー。北川さん@アドビ&D-pro事務局長とD-pro打ち合わせ。終了後D-pro発展からの5年後10年後の話になる。お互いにビジョンを語る。夢は壮大だが、実現に向けてがんばりたい。こうやって同じ夢を語れる同志のいることを再確認。近未来型教室での授業研究プロジェクト打ち合わせ。笠原さん@NHK来研。一献。NHKの新技術と番組がどのような姿になるのか。これまでとちがうかかわりが加わりそう。村岡さん、永野さん@ジャストシステム来研。播さん、赤司さん、山本さん@アップルと教育市場の中期的ビジョンについてディスカッション。息の長い動きになることを切に望む。アップル教育セミナーコーディネータ承諾。科学技術振興機構普及促進会議。主査をやって4年になる。「理科ねっとわーく」は教員登録数10000人を超えた。澤井さん@学情研と携帯電話の情報モラルプロジェクト打ち合わせ調整。水越先生、JSTスタッフと6月の科学技術振興機構シンポジウム打ち合わせ。NPOブロードバンドスクールスタッフ会議@MS新宿。土曜の夜も会議(泣)。

浅野川小(金沢)校内研究相談。昨年度からどう積み上げるか。もうひともみ必要。三朝西小(鳥取)校内研究相談。だいぶしぼりこめてきたが、あと一歩。倉吉東中(鳥取)校内研究相談。図書館教育と情報教育のすりあわせが必要。千代田小(東京)校内研究相談。国語と情報教育の研究。軸がシンプルになってきた。

毎日新聞ネット版連載執筆承諾。学習情報研究特集号打ち合わせ。

大学も授業開始。メディア映像論、今年はCM制作。GP会議調整。研究科委員会。実践センターゼミキックオフ。今年から3つの領域より学生が合流する。富山から中川研究室へ今年度2人目の内留が決定する。5月から。

潮干狩り。ふらりと寄ったディーラーで新車を買ってしまった。またLAND ROVER。高価な買い物。



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これだけパソコンをはじめとするIT機器が学校に入ってきた昨今だが、それでもなかなか学校全体でITを「活用する」には至らない。校内の教師にはさまざまなレベルが存在するからだ。

私は教師のIT活用レベルを6段階にわけている。



【レベル0】

「無関心、知らない」レベル。レベル1がアンチジャイアンツであるのに対して、こちらは「そもそも野球に興味がない」層だ。このレベルの層を開拓するのは相当骨がおれる。情報の研究を受けるなど、何かきっかけが必要だ。

【レベル1】

「知っているけど抵抗がある」レベル。このレベルは、とにかく子どもたちがどのように使うのか、授業のイメージをふくらましてもらうために、リーダーは積極的に授業を見せることが必要だ。

【レベル2】

「さわってみる」レベル。何かのきっかけでちょっと試してみようかなと思い始めたレベルだ。しかし、ほうっておくと、またIT機器から遠ざかってしまう。

【レベル3】

「一度は授業でやってみる」レベル。校内研修の後などにこのような兆候が見られる教師がいる。しかし、強力なサポートがないと、日常的にはならない。

【レベル4】

「日常的に利用する」レベル。このレベルまでくると、だまっていても、ときどき使っている。

【レベル5】

「アナログとデジタルの関係を配慮しながら活用する」レベル。一見、レベル4と似ているが、まったくちがう。レベル4はかなりITにくわしい教師が多い。ともすると、ITを使うこと自体に走ってしまい、「何のために使うのか」「使うことでどのような効果があるのか」を忘れてしまう危険性がある。それに対し、このレベル5になると、体験や実験など、じかに触れたり、会ったりすることを大事にしながら、デジタルの良さもよくわかっていて、さじ加減をまちがわない。



校内の情報リーダーは、これら校内の教師のレベルを把握した上で、少しでも全体がレベルアップするように戦略を練る必要がある。

できれば、私はこうやって校内のIT活用を行ってきた、というエピソードを語ってほしい。

コメント (5)

kaido@misono:

携わる人と仕事の多さに圧倒されそうです。今年は、「広げてきたものを紡ぐ時期に入っていく」と年始めに。中川先生の頭の中でどんなふうに絵が描かれているのかな、と興味ありげにみています。。。。(あっ、買っちゃった!)

ちの:

中川先生、先日はちらっとですがお会いできてうれしかったです。元気にお仕事しています。毎日が新しいことだらけで勉強の日々です。また来てくださいね。今度はお昼ごはんを一緒に食べましょう♪

今年、念願のプロジェクタが学校に入ります。
実物投影機やデジカメとセットで使うところから勧めてみたいと考えています。
「授業の準備がほんとに楽だ」と感じてもらえるところから入ります。

ありた:

たとえば、先生方がPC室へ行っていつでもすぐに授業ができるように環境が整っているって、すごく大事なことだと感じます。それにデジカメが学級に常時1台あるだけで、ぐうんと利用する気が起きます。だからいつでもスタンバイOK!の環境を作りたいと思っています。(あ、PC室のマウスの掃除をしなくっちゃ。。。。)

岩崎@鳥取:

中川先生のキーワード解説がぎょうせいの「悠」5月号にも載っています。5月号は校内の研究を戦略的に行うことについてたくさんのヒントが書かれていますので、情報教育を学校全体で勧めていこうとお考えの方は迷わず書店へGO!です。

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2005年04月18日 00:52に投稿されたエントリーのページです。

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