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New Education Expo 2009での関連セッション(6/5、6)

今年もNew Education Expo 2009の季節がやってきた。毎年、私も複数のコマに関連している。今回、東京で開催予定のEXPOで、私がコーディネートしているコマは以下になる。ただし、2番目に紹介している筑波大附属小学校の子どもたちと教師をまねいて行われる公開授業は、いつも一番人気のあるコマだそうで、すでに締め切っているかもしれない。

6月5日 (金) 13:00~15:00
■ 教育の情報化  T24
ICT(デジタルテレビ、パソコン等)が、教育を変える!
~電子黒板等を活用した、新しい授業デザイン~
講演内容:
文部科学省では、補正予算案に学校ICT環境整備事業を計上し、学校でデジタルテレビやパソコンを整備し、デジタル教材や映像メディアの活用を進め、わかりやすい授業が展開されることを目指しています。デジタルテレビの迫力ある美しい映像は、児童・生徒の興味関心を向上させ、また、パソコン、デジタルカメラ、実物投影機等と連携することにより、わかりやすい授業ができるなど、大きな学習効果があります。本セミナーでは、このような授業実践の取組を発表し、さらに、パネルディスカッションにおいて、今後のICT(デジタルテレビやパソコン等)を活用した教育効果の普及・発展について提言します。
文部科学省生涯学習政策局参事官
椿 泰文 氏
放送大学 ICT活用・遠隔教育センター教授
中川 一史 氏
港区立高輪台小学校 校長
井上 文敏 氏
熊本県立教育センター 指導主事
山本 朋弘 氏
松戸市立馬橋小学校 教諭
佐和 伸明 氏
文部科学省 生涯学習政策局 参事官付メディア係長
牧 雅英 氏

6月6日 (土) 9:30~11:30
■ 教育の情報化  T28
【公開授業】
普通教室でのICTを活用した小学校国語・算数
授業内容:
6年生・国語 教材名:古典『枕草子』
"新学習指導要領に「伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項」として、新たに小学校で古典を扱うことが明示された。小学校段階では、古典は今につながっているものであることを感じさせ、古典への興味を喚起したい。言葉の力としては、「内容の大体を知り、音読すること」がねらいとなる。そのためには、内容を絵を描くようにイメージ化させたり、正しい読み方を理解して声に出すことが必要となる。小学校の古典学習におけるICTの活用を探る。(授業者:筑波大学附属小学校、青山 由紀 氏)
4年生・算数「ものの位置の表し方」
本時の授業では、空間におけるものの位置の表し方を考えることを通して,座標の考えの素地となる見方を理解させることを目標 としている。素材の提示には、スクールプレゼンター(内田洋行)を用いる。実物で提示するのは難しい空間座標を,スクールプレゼンターの機能を活かすことで子どもがイメージしやすいようにしたい。特に,2次元座標と3次元座標とを対比させることによって,空間におけるものの位置を表すためには3つの観点が必要だということを理解させたいと考えている。そのため,子どもがものの位置を表現するのに必要だと考える情報を段階的に与える道具として,ICT機器が効果的に活用できるのではないかと考えた。ICT機器を用いた教材提示のあり方と子どもの理解との関連を検討するという視点で授業を行ってみたい。(授業者:筑波大学附属小学校、山本 良和 氏)

6月6日 (土) 12:50~14:50
■ 教育の情報化  T29
小学校国語・算数科における普通教室でのICT活用
(公開授業を振り返って)
【コーディネータ】
放送大学 ICT活用・遠隔教育センター 教授
中川 一史 氏
筑波大学附属小学校(国語)
青山 由紀 氏
筑波大学附属小学校(算数)
山本 良和 氏
横浜国立大学教育人間科学部 教授
高木 まさき 氏
國學院大學栃木短期大学初等教育学科 教授
正木 孝昌 氏

6月6日 (土) 15:40~17:40
■ 教育の情報化  T30  
ICT活用授業力公開ゼミ in EXPO2009
「習得型・活用型・探究型学習を支えるICT」  
講演内容:
本年3月、新学習指導要領が公示され、教育現場でのICT教材活用への期待がますます高まっています。
本セミナーは「どんな授業のどんなタイミングでICTを活用すれば効果的なのか」ICT活用を研究してきた現場の先生方による実践事例のご紹介、パネルディスカッションでは研究者や現場の先生方にICT活用のねらいやヒントなどを分かりやすく解説して頂きます。
当日は、中橋 雄先生(武蔵大学)が司会をしながら、4名のゼミスタッフが実践を発表しながらテーマについて深めていきます。

6月6日 (土) 12:50~15:10
■ サイエンス教育T41
JST理科教材活用シンポジウム
-デジタル教材「理科ねっとわーく」活用による授業の展開- 第一部
実験・観察融合型デジタル教材「理科ねっとわーく」活用 研究報告1
・小中高等学校の校種別四セッションに分かれた約20件の実証授業研究事例報告
講演内容:
科学技術振興機構では、平成13年度より科学技術・理科教育用のデジタル教材を制作し、現在、約4万点の教育素材を含む113本のデジタル教材を理科ねっとわーくより公開しています。これらを全国の小・中・高等学校の教育現場で活用していただくため、デジタル教材の授業活用方法などについて地域の教育機関と共同で研究しています。平成20年度は全国10の教育機関で研究を実施しましたが、その研究実施事例について校種毎に実施教員より説明します。
【セッション・コーディネーター】
金沢星稜大学人間科学部 教授
村井 万寿夫 氏

6月6日 (土) 15:10~16:10
■ サイエンス教育T42
JST理科教材活用シンポジウム
-デジタル教材「理科ねっとわーく」活用による授業の展開- 第二部
実験・観察融合型デジタル教材「理科ねっとわーく」活用 研究報告2
・地域に於ける研究事例報告(ポスターセッション)10件
講演内容:
科学技術振興機構では、平成13年度より科学技術・理科教育用のデジタル教材を制作し、現在、約4万点の教育素材を含む113本のデジタル教材を理科ねっとわーくより公開しています。これらを全国の小・中・高等学校の教育現場で活用していただくため、デジタル教材の授業活用方法などについて地域の教育機関と共同で研究しています。平成20年度は全国10の教育機関で研究を実施しましたが、その研究実施体制について地域毎の研究実施体制について各教育機関よりポスターセッションで説明します。

6月6日 (土) 16:20~17:40
■ サイエンス教育T43
JST理科教材活用シンポジウム
講演内容:
JST理科教材開発・活用支援事業推進委員会 普及促進分科会 成果報告
パネルディスカッション「実験・観察とデジタル教材を併用した授業デザイン」
これまでの実践報告等を受けて、理科の授業において、実験・観察とデジタル教材を併用してどのような授業デザインが可能なのか、学習効果として得られるものは何なのか、さらに教師の授業の工夫や配慮点は何なのか、学校や地域の指導にあたっているパネリストに解説いただきます。
【コーディネータ】
放送大学 ICT活用・遠隔教育センター 教授
中川 一史 氏
金沢星稜大学人間科学部 教授
村井 万寿夫 氏
長野県小川村立小川小学校 講師
松本 徳重 氏
東京理科大学 教授
川村 康文 氏
埼玉大学教育学部 准教授
野村 泰朗 氏

詳細・参加申込みは、こちら

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2009年06月01日 00:00に投稿されたエントリーのページです。

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