最近の著書

共同研究・
プロジェクトの成果

« 2010年04月 | メイン | 2011年01月 »

2010年05月 アーカイブ

2010年05月06日

研究構想打ち合わせ(5/6)

午前中は、北川(達夫)さんとタルヤ先生が放送大学中川研究室に来研され、研究構想の打ち合わせを行う。さまざまな新たなアイディアも出て、とてもおもしろい取り組みになりそうだ。午後は、センター長、部門長、事務の定例会議。その後、金沢へ。

2010年05月10日

学校教育における携帯電話の情報モラル教育プロジェクト(5/8)

スカイ(株)との共同研究である表記のプロジェクトの今年度のキックオフミーティングが品川で行われる。指導案の作成や授業モデルの検討と同時に、新メンバーから新機能やミニコンテンツについての提案があった。今年度は切実感と汎用性をどこまで追究できるかがポイントか。3時間以上に及んで熱い議論がくりひろげられた。

鳥屋小校内研(5/7)

ひさしぶりの金沢。昼は福田の修論指導。まだ盛り込んでいるところがあるので、分析の視点の整理。しかし、データに向き合う姿勢はとても良い。午後は、福田に連れていってもらい、中能登郡鳥屋小学校の校内研究会で講演。校内研だったはずだが、近隣の学校からも参加されての研修会に。地元テレビ局や新聞社の取材もあった。本校は、文部科学省の電子黒板活用調査・研究協力モデル校115校の1校だ。電子黒板の活用の実際や留意点などについて、他校の様子などをまじえて解説。あと数回来校する予定。布川さんががんばっているので、なんとか応援したい。

2010年05月11日

今年2度目の韓国訪問(5/10)

2月に続き、今年2度目の韓国訪問。今回は、韓国政府がすすめるデジタル教科書についての調査。モデル校でのデジタル教科書活用授業の参観と、開発者等とのディスカッション。

2010年05月13日

Jawoon小学校のデジタル教科書活用授業視察(5/11)

全校児童1406人、教員数65人のJawoon小学校のデジタル教科書活用授業を視察した。ここは政府が定めるモデル校の1校。対象は5年生以上の6クラス。児童は一人1台の環境でタブレットPCを活用する。政府からクラスごとに7300万ウォンの予算がこのためについている。デジタル教科書は、5年生用では国語、算数、社会、理科、英語、音楽、6年生用では国語、算数、社会、理科が用意されている。参観した授業は、5年生1クラス、6年生1クラス。ともに社会科で、5年生は人口集中問題の原因と結果について話し合ったり調べたりする授業。6年生は朝鮮の歴史についての授業だった。
今、日本では一斉授業に教師が提示用として活用することを想定してデジタル教科書は使われているが、韓国ではむしろ児童・生徒一人一人が活用することがメインにある。デジタル教材の更新がすぐにできるサーバの一元化や、あまり面倒な操作なしに児童全員の画面が黒板に映し出され、それを教師がとりあげて授業に使うなど、参考にすべきところも多かった。
12日は、デジタル教科書活用効果の調査を行ってきたHae-DeokSong教授や制作会社のPark JeongHo氏等とのディスカッション。とても有意義な時間になった。日本のデジタル教科書の活用の実態については、黒上さん(関西大学)と私がプレゼン。今後の共同研究の話も進みそうで良かった。調整してくれたクォン先生と黒上さんに感謝。
seoul20100511.jpg

2010年05月15日

若手教員ゼミスタート(5/14)

前からやりたかった若手教員ゼミをスタートした。ゼミ生は、東京、千葉、横浜から若手教員6名。助言をするのは私を含めて3名。ここに毎回は参加できないが、メンバーとして希望をされているアソシエイツメンバーが若干名。
今回は初回なので、それぞれの授業づくりについてのこだわりを自己紹介がわりに話してもらった。初回から講師陣から言葉のあいまいさをつく場面も。最後に、佐和さんから授業設計について、佐藤さんから子どものみとりについてミニ講演をしてもらう。これから毎月、それぞれの実践を持ち寄って、良い意味で、毎回ばっさり斬られる場になると良いと思う。毎回のゼミの会場をお貸しくださったスカイ(株)に感謝したい。品川駅直結でとても良い場所だ。

D-project in 宮崎(5/15)

D-project in 宮崎が町中のアートセンターにて行われた。テーマは「メディア創造力育成のための教師の授業力UPをめざして」。児玉さん@中部教育事務所+高森さん@県教委学校政策課のオープニングトーク、私の講演の後、実践報告(木下さん)を含めたワークショップ。今回は「みやざきアートセンターの魅力を伝えるニュース番組のコーナーを作成しよう」というテーマで。熊本から前田さん、藤田さん、山口さんが、長崎から田中さんが、鹿児島から益永さんが駆けつけてくれた。
開催に尽力してくれた渡邊さんはじめ、児玉さん、高森さん、北村さん、木下さん、佐野さんらに感謝したい。
(写真の撮影・提供:児玉さん)
20100515D-miyazaki.jpg

2010年05月19日

ばたばたの1日(5/19)

今日は朝から放送大学で打ち合わせと会議と来客がずっと折り重なって、昼食もとれず(泣)。夕方の鳥取便もぎりぎりでセーフ。ひさしぶりの、ばたばたな日だった。夜はいつものお気に入りの店で、岩崎指導主事、森脇指導主事と明日の新任研究主任研修の綿密な打ち合わせ。

2010年05月23日

鳥取県教育センター新任研究主任研修(5/20)

午前・午後と通しで、鳥取県教育センター新任研究主任研修を行う。当日は約60名の新任研究主任が県内から集まってくる。今年度からお引き受けすることに。
午前も午後もワークショップ形式を中心にした。現在の校内での推進の課題や仮のテーマでの計画・討論など。また、研究主任の役割などフォーマルな内容(課題とニーズの把握、テーマの決定、研究計画の企画・提案、研究授業の差配、研究発表会の計画、研究発表会の準備、外部講師の招聘、研究の中間段階での舵のきり直し、研究のまとめ、次年度の構想)のそれぞれの項目についてももちろん解説したが、それは本来、冊子や書籍を読めばわかることだ。このような知識を得ただけでは、明日からの研究推進には役立たない。研究主任としてどのようにふるまうのか、さまざまなケースについて事例を含め、考えてもらった。当日は、昨年までのこの研修の担当だった岩崎指導主事に、本研修の講師パートナーとして尽力いただいた。各グループの案に即つっこみを入れるなどのタイトな役割にも軽やかに対応いただいた。さすが。さらに、倉吉東中の事例は大変示唆に富んでいた。
担当の森脇指導主事にもお世話になった。

2010年05月28日

T21プロジェクトプレスリリース(5/27)

和歌山県教育委員会、インテル、中川研究室の共同研究プロジェクト「T21」の調印式およびプレスリリースが和歌山市内のホテルでとり行われた。今回の取り組みでは、県内の4つの小学校を実践協力校とし、
・児童1人1台の教育用タブレットPCと電子黒板の活用
・市町村と県との連携
・活用型授業の教員研修プログラムの実施
・地元IT企業によるサポート
を核として、トータルなICT環境の活用モデルを検討していく。
記事は、こちらこちら
100528K21.jpg

2010年05月31日

日本教育メディア学会研究会(5/29)

日本教育メディア学会研究会が武蔵大学で行われた。私は研究会委員長として挨拶。今回の研究会テーマは「情報社会におけるメディア・リテラシー教育」。発表は7件で、関連の発表は、以下のもの。
寺嶋浩介,中橋 雄,中川一史
知識定着を目的としたデジタルコンテンツ・モバイル端末活用理科授業の分析
日本教育メディア学会研究会論集第27号,pp.51-56
モバイル端末活用の特質についても、寺嶋君がうまく質疑対応をしていた。
その後「メディア・リテラシー教育の課題」についてシンポジウム。今日の研究会は、自身の研究内容の検討にも大変参考になった。
今回担当した、中橋君(武蔵大学)、堀田さん(園田学園)に感謝したい。
今年度から研究会は年2回から3回になった。7/17、18の熊本での年次大会の後、8/26、27にホノルル(2日目は現地学校視察)、12/11に仙台を予定している。ぜひご参加を。

About 2010年05月

2010年05月にブログ「ひとりごと」に投稿されたすべてのエントリーです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

前のアーカイブは2010年04月です。

次のアーカイブは2011年01月です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.34